七夕は亡くなった友達の誕生日
こんにちは
一歳の男の子を育てるママです
今日は七夕ですね
今日は少し暗いお話になるかもしれませんが、毎年忘れることのできない今日という日について書き残したいです。
8年前の事故
友達は8年前、事故で亡くなりました。事故の詳細はあまり書きたくないので、簡単にですが、電柱にぶつかっての即死でした。二十歳になる目前での事故でした。
一緒に所属していたサークルの部長からの連絡で私は知りました。部長から部員へ一斉送信されたメールを読み、全くそのメールの意味が理解できなかったことを今でも鮮明に覚えています。
うそでしょ??
という思いが強すぎて、メールを読みながら半笑いになりました。人間、理解できない衝撃を感じると笑い出すのかもしれません。
時が止まる
そこから数日、ぴったりと時が止まりました。
わたしは学校へ行き、バイトをし、友達のことを知らない他の友達は普通に笑い合っていて、流れる時間。
わたしの脳内だけは、何をしていても時が止まっていました。周りだけが何事もなかったかのように流れる時間に、違和感と空虚感だけが残っていました。
心がぽっかり
感情が何も出てこない
涙も出てこない
そんな日々を過ごしました。
お葬式当日にきれいに咲く桜を見て、なんでこんな悲しい日にこんなきれいな花が咲くのかなーと、初めて涙が出てました。
後悔していること
実は事故に合う前日、その友達からドライブに行こうと連絡が来ていました。しかしわたしは泊まりの遠征で遠くまで来ていたため、会えないことを伝えました。
その連絡がきた数時間後に、友達は事故にあいました。
なぜその時、気を付けてねー!の一言が言えなかったのか。その一言を伝えていたら何か変わっていたんじゃないか。今でも後悔しています。
今は旦那や、友達に「気を付けて」の一言は必ず言わないと気が済まないようになっています。
それからしばらく
それからしばらく経っても、友達が亡くなったという実感は全くなかったです。今もないです。
一番悲しいというか、くやしいのは
あ、この話友達にしよ!絶対爆笑してくれるわ🤣っていう話題があったときに、
あ、もういないんだった…。
と気付いた瞬間です。その子としか共感できない笑いや、愚痴、などなど。もう話せないのか。この面白さ、つらさ、誰に話せばいいの?とわたしの中で不完全燃焼、消化不良に陥ります。
そして七夕は、
そんな友達の誕生日は七夕です。
今日で28歳になります。
ロマンチックな日に生まれましたね。年に一度だけでも会えたら、なんて思ってしまいます。
じいちゃんばあちゃんの死には立ち会っていますが、友達という普段元気に遊んでいた身近な人の死を目の当たりにしたのはその時が初めてでした。別れって本当に突然で、恐ろしいです。
子育てをしている今も、1日1日を大切に過ごさねばと思っていても、何気なく過ぎ去ってしまう日も多いです。友達が生きることができなかった今日を大切に生きないとと、誕生日が来るたびに再認識します。
育児とは違う話題でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!